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  • 浅草出身、現在、長野県諏訪在住。かみさんと二人で、ほそぼそと暮らしています。

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2011年8月 9日 (火曜日)

ヒグラシと風鈴と月で、涼を楽しみました。

昨晩、和室の網戸にセミがとまっていた。

羽が透明だったので、アブラゼミではなく、たぶん、ヒグラシだろうと思った。

夕方、うす暗くなると、その透き通った啼き声で涼をくれるヒグラシだ。

そっとしておいてやった。

今夜は一晩、うちで寝ていってくれという感じだ。

たまにだが、昼間でも、うちのベランダで、セミが羽を休めている。

林の中の木の方が涼しいだろうに、なぜに、陽の光で焼けたコンクリートのベランダに来るのか。

その意図は、わからないが、やっぱり、そっとしておいてやる。

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ベランダの物干しざおに、風鈴がぶら下がっていて、からんからん、常時鳴っている。

ガラス製の風鈴なら、ちりんちりんなのだが、陶器製の風鈴だから、からんからんなのである。

最近、突然、かみさんが買ってきた。

100円ショップで売っていたそうな。

かみさんと連れ添って20年にもなるが、かみさんに、そんな風流な気持ちがあるとは、今さらながら、驚いた。

奏でる音は、からんからんと、おせじにも涼しげでは無いが、風を感じる事ができるというのは良い。

それだけでも、少しは涼しく感じる。

前回の記事にも書いたと思うが、俺が住んでいるアパートは、街はずれの高台にぽつんと建っていて、風通しが非常に良いのだ。

昨晩は、南向きの窓から、半月が綺麗に見えた。

ヒグラシと風鈴と月、三点セットの夜だった。

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俺は、そううつ病持ちの失業者だ。

病気の事は隠して就職活動をしているが、不況のせいもあり、最近のニュースを見ていると、さらに厳しくなりそうな雰囲気だし、また、50歳という年齢もネックになっていて、なかなか正社員の口を探すのは難しい。

俺は、もともと機械設計者であり、また、機械の構想をゼロから考えて客先と折衝できるという営業技術もできる。

自分で言うのはなんだが、優秀だと自負している。

ところが、そういう職種を募集している会社は、工業地帯にあり、それが、駅から、えらく遠いのだ。

田舎の事なので、バスなど無い、車社会の為撤退してしまった。

俺は車を持っていない。

ローンを払えなくて、取られちまった。

つまり、通えない、これもネックになっている。

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そうは言っても、働かないわけにはいかないので、アルバイトをしている。

去年も一昨年も、夏だけやったJAのアルバイトで、ありがたい事に、先方の所長さんから、直々に電話があって、今年も働くことになった。

6月から、始めている。

仕事は、カーネーションの分荷出荷作業だ。

昨年と一昨年は、花の検査をしていたが、所内で後任を育てたいという事で、分荷の方にまわり、カーネーションが100本入った段ボール箱を3段積みした物を持って、走り回っている。

夏休みに入ったからか、高校生や大学生のアルバイトが、たくさん入ってきた。

その中で働いている、50歳のオヤジの俺、たまにふと、情けないなと、なんだかなあと思う。

しかし、考えてみれば、どこに就職したって、上司が年下という事は、充分あり得るわけで、この年齢で失業している者の宿命でもあるわけだ。

食ってく為には、プライドなんて、くそくらえ、年齢の上下なんて、鈍感になって、やるべき事をやるのみだ。

ま、自分で起業するという道もあるのだが。

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アルバイトに行く時、かみさんが、小遣いをくれる。

ジュース代とタバコ代。

俺は、タバコは、キャビンローストを喫っているが、最近まで売ってなかった。

タバコ屋に訊いたら、フィルターの工場が、あの3月11日の東北大震災で大打撃を受けたのだそうだ。

売りだしたって事は、復興したのだろう。

良かった、良かった。

キャビンローストが売ってない時は、しょうがないので、ラークを喫っていた。

ラークを吸いながら、思ったのだが、ラークなんて、俺が喫煙を始めた頃には、洋モクなんて呼んで、その中でも最上級のタバコだったものだ。

なにしろ、日本のタバコより、ずうっと価格が高くて、金持ちが喫うタバコだと思っていた。

それが、今や、しょうがないので喫うタバコなのだ、俺にとってはだが。

値段が、日本のタバコと同じになったのは、関税が撤廃されたせいなのだろうが、物の価値感なぞ、はかないものだ。

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もらった小遣いで、ジュースとタバコを買うわけだが、どっちの自動販売機も、50円玉の存在を忘れているようで、おかげで、俺の小銭入れは、10円玉で、ぱんぱんにふくらんでいる。

ジュースを買えば、まあ、缶コーヒーの場合が多いのだが、120円だから、10円玉が8ヶ出てくる。

タバコは、410円だから、10円玉が9ヶ出てくる。

それだけで、俺の小銭入れには、10円玉が、17ヶも存在するわけだ。

50円玉も使える販売機なのだが、それは、売り上げの箱に落ちるだけで、おつり用にはならない仕組みだ。

自動販売機の管理者が、50円玉を、釣銭のスロットに入れておかなければならない。

管理者の怠慢のせいで、俺の小銭入れは、はちきれそうになっている。

じゃあ、次にジュースを買う時に、10円玉を使えば良いじゃないと思うでしょう。

それが、俺は、めんどくさい。

結局、100円玉を、10円玉をかき分けて探し、10円玉を増やしてしまうのだ。

やっぱ、俺が悪いのか。

あまりにも、10円玉が溜まり、小銭入れのチャックが締めにくくなると、10円玉だけ、かみさんに返金する。

かみさんは、かなり、あきれかえりながら、受け取る。

しかし、かみさんは、そういう小銭を上手に使うのが、うまい。

スーパーのレジとか、コンビニのレジでだって、なんとか小銭をからめて、支払いをする。

俺が、かみさんを尊敬している事の一つだ。

たまに、わけのわからない計算で支払って、レジの方を困惑させているが、まあ、おれはご愛敬という事で。

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THE BEATLES  " Baby You're A Richman "
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コメント

 みのちゃん。初めてコメントします。エンリコといいます。48歳男性、会社員です。みのちゃんと同じ病気で7年苦しんでいます。7歳の娘が発達障害で2重苦です。
 みのちゃんと同じく、メーカ-で開発主体の機械設計をしています。
 7月より窓際社員になりました。社内コンペで、会社の命運を賭す、自分の方式が勝ったにもかかわらず、上司にその成果を奪われ、チ-ムを追い出されました。席ごと離れたところに追い出されて、今はぼうっとしています。あまりのことに、うつ状態がひどくなりました。
 今まで親しくしていた人も、誰も話しかけてきません。暇なので、ネットを見るようになりました。みのちゃんのブログも最近知りました。
 なんだかほのぼのとした気分になりました。いいなあと思いました。また泣いてしまうこともありました。ちょっと雨宿りをして佇んでいるというか、そういうことを感じさせられました。
 死のうかとそのことばかり考えていましたが、おかげで今はちょっとおさまっています。
 ありがとうございました。これからも楽しみにしています。

エンリコさん、コメント、ありがとう。
ずいぶん、ひどい目にあってますねえ。
この病気は、だいぶ、世の中に認知されてきたと思っていましたが、会社の利益の為には、そうもいかない会社も多いのかもしれません。
死ぬ事は、俺も、何回も、かなり現実的に考えました。でも、残された家族、特に、息子とかみさんの事を考えると、できませんでしたよ。
今は、とにかく、細々とでも、生きていく事しか考えていません。
俺のブログで、少しでも、癒やされてくださるなら、こんなうれしいことは、ありません。

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